【クラクラ】レイアウトエディタが返ってくる!?Supercellの勝利!!
まずはこれを読んでいただきたい。
東京地方裁判所は、9月6日、グリー<3632>とSupercellとの特許紛争における民事裁判において、原告であるグリーの請求を棄却、訴訟費用は原告の負担にするとの判決を言い渡した。
GREEが訴えていた特許侵害は棄却。つまりはSupercellが裁判で勝ったということ。
GREEはSupercellに対して、特許を十数件侵害しているとして損害賠償を請求していたが、
判決によると、1億円及びこれに対する2017年12月9日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5分の割合による金員を支払いを求めていた。
ひとことでいうと
supercellの勝利である
とはいえ、まだ控訴出来るので完全に勝利したとは言えない状況。
ですが、完全勝利と言っても過言ではないでしょう。今日くらいは喜んでも良いじゃないかと思います。
(随時追記していきます)
supercellがGREEに訴えられていた
伝えるべきこと、伝えたかったことは「supercellが勝った」ということだけなので、もう満足なのですが
ここからはsupercellとGREEの係争についての経緯や、supercellへの影響について触れていこうと思います。
1月24日。GREEがSupercellを訴えた。
時は遡ること8か月前。GREEが「クラッシュ・オブ・クラン (以下クラクラ)」「クラッシュ・ロワイヤル (以下クラロワ)」を運営しているSupercellを特許侵害で提訴したことを発表した。
GREEは両ゲームに使用されている十数件の特許の使用差止を申し立て、損害賠償請求を順次提訴した。
これによって、Supercellが万一のためにクラクラではレイアウトエディタが廃止され、配置コピー機能は日本のみ未実装(海外では実装済み)、クラロワでは宝箱のアンロック時間非表示という対応がされました。
クラロワの宝箱アンロック時間は非表示になったくらいではほとんど支障がなかった(もう既に慣れてしまった)のですが、
クラクラはレイアウトエディタが廃止され、配置を変えるのにめちゃめっちゃ手間がかかる&実はこの8か月の間に海外では実装されていた配置コピー機能が実装されないという
ストレスオブストレス。
古参の人がクラクラから離れてしまう事態となりました。
レイアウトエディタが廃止されたときは「#グリーを許すな」というハッシュタグがTwitterでトレンドに入るという事件も起きました。
(VPNを使って、エディタを使用する方法もありましたが、公式から垢BANするという発言があってまた荒れましたね。)
GREEの見解
GREEはあくまで損害賠償(お金)のためではないと発言
さらに「ゲーム業界は、特許権の保持者同士が相互に特許を利用しあうクロスライセンスの世界。本来は、各社がそれぞれの特許権にしっかり対応し、お互いのアイデアを生かしてビジネスを行うのがベスト」
「ゲーム業界を盛り上げたいグリーとしては、クラクラの一部機能が使えないのは非常に残念。ゆくゆくはお互いに楽しいゲームを作り、ユーザーを楽しませたい」
1月の最初の発表の時にも「Supercellに話し合いを提案したが拒否されたため、やむなく東京地方裁判所に申し立てた」とも発言していますね。
Supercellの発言
GREEは「話し合いを拒否された」と発言しているが
Supercellのアプリ内発表によりそれは嘘だったとバレる。
「Supercellの経営陣はフィンランド(Supercellの本社がヘルシンキにある)から東京に飛びGREEの担当と『公正かつ合理的、有効な解決』を目指すため話し合いを行っておりました」
「しかし残念ながら、GREEとの話し合いからは合理的な解決策を見出すことはできませんでした」と発表があった。
あれ、GREEさん。言ってることが違くありませんか。
そもそもGREE側がおかしい
まぁ正直、GREEが持っている特許が本当に正当なもので理解できるものなら「#グリーを許すな」みたいなハッシュタグがトレンド入りすることはなかったでしょうし、こんなに荒れることはなかったでしょう。
ですが、誠に正当とは言い難い部分がありまして。
GREEがSupercellのゲームをパクっていた。
百聞は一見に如かず。画像を見てください。
上の画像はお馴染みのクラクラの画像ですね。
下の画像は......クラクラ?でしょうか?
想像がついている方もいらっしゃるかもしれませんが、下の画像のアプリはGREEがリリースしたゲーム「天と大地と女神の魔法」というアプリですね。2015年2月9日に配信終了しています。
もう一度言います。天と大地と女神の魔法というアプリは2015年2月9日に配信は終了しています。
もう一度言っても良いですか?
配信は終了しています!!
やめておきましょう。
ちなみにリリースは2014年7月3日。
クラクラがリリースされたのは2012年8月2日。GREEの社長の「あるゲームが流行ったら、同じようなものを作りまくるべき」発言もあり、「天と大地と女神の魔法」がクラクラのパクりゲーであることは誰もがわかることでしょう。
まぁ、こんなパクリゲームを作っといてなお、Supercellの機能が特許侵害していると言いますかって話ですよ。
特許を取ったのも、Supercellに訴えるためなんじゃないか説も流れていますし...流石にそれはないと思いますが、、。
まとめ
GREEは、
クラクラのパクりゲーを作る → 失敗する
特許侵害で訴える → 失敗?
こんな二段階でSupercellに迷惑かけるとかほんとやめてほしい。ゲーム業界を名乗らないでほしい。
アナザーエデンの件も頑張ってくださいね(遠い目をしながら)
もうずいぶんと長々と話してしまったので、今回はこれでおしまいにしたいと思います。ありがとうございました。
by. 天琥 Twitter